2021年6月18日金曜日

6月19日 朗読の日

 6月19日は朗読の日です。

2002年(平成14年)、日本朗読文化協会が「ろう(6)ど(十)く(9)」の語呂合わせから制定。(ドコモ マイデイズより)

まさかの語呂合わせで、ビックリです!
ということで、”ろうどく”に関するご当地キティちゃんを集めてみました。

ご当地キティ完全カタログより
岩手県 銀河鉄道キティ(2002年生まれ)



岩手県 銀河鉄道キティ2003(2003年生まれ)
どちらのバージョンも銀河鉄道のSLと制服を着たキティちゃんが帽子を手に取ってますね!正面に乗っているのと横に乗っている違いがあります。
「銀河鉄道」は、宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』に登場する鉄道。宮沢賢治さんは岩手県の出身です。釜石-花巻間で『銀河鉄道の夜』をイメージした『SL銀河』が走ってます。
群馬県 ぶんぶく茶釜キティ(2004年生まれ)


群馬県館林市に実在する茂林寺に伝わるお話です。
狸に扮したキティちゃんが茶釜の中に入って見世物になってますね!


神奈川県 金太郎キティ(2000年生まれ)

神奈川県 金太郎キティ(2003年生まれ)
足柄山の金太郎~の歌でおなじみの金太郎さんです。キティ金太郎もまさかり担いでます!
金太郎は、後に源頼光率いる四天王の一人、坂田金時として活躍します。


東京都 神田キティ(2004年生まれ)



「読みねえ」は「読みなさい」の江戸言葉、べらんめえ調ですね!
キティちゃん、本を真剣に読んでます。けど、本の中身、どこか変!!
最初の4行「飴にも負けず風邪にも負けず」は「雨にも負けず、風にも負けず」が正しくて、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の詩です。
後の2行「吾輩は猫である」は夏目漱石の同タイトルの小説で、「吾輩は猫である」から話が始まりますね!


静岡県 伊豆の踊り子キティ(2000年生まれ)


静岡県の第1号ご当地キティちゃんです。黄色時に赤い絣模様の着物を着て、太鼓を背負ってますね。
伊豆の踊子」は、川端康成の短編小説です。テレビや映画にもなりました!

愛知県 半田ごんぎつねキティ(2004年生まれ)


キティちゃんが全身狐になりました。大きな栗を持っています。今から兵十の家へ栗を置きに行くのでしょうか。
「ごんぎつね」の作者は新美南吉さんです。出身地は愛知県半田市です。半田市には新美南吉記念館があります。「ごんぎつね」「てぶくろを買いに」好きなので、行ってみたいです!
京都府 京都源氏物語キティ ピンク/赤(2005年生まれ)

キティちゃんが十二単を着ています。それから扇子を使って顔を隠していますね!耳飾りの花は桔梗かな?いとをかしな世界ですね!
源氏物語は紫式部の長編小説です。漫画でも読めるので、現在でも読みやすいですね!

京都府 京都源氏物語ダニエル (2005年生まれ)
こちらは、ダニエル君。源氏物語の主人公である光源氏にふんしているのでしょうか。烏帽子を被って平安装束を着けています。白地に金の花模様が華やかです。

東京都 与謝野晶子キティ (2007年生まれ)

キティちゃんが与謝野晶子さんになってます。ベージュピンクの素敵なロングワンピースを着ていらして、バラの花がたくさんついた帽子を被ってます。靴はヒールがあるようですね!手には自信が出版した歌集「乱れ髪」を持っていますね。
与謝野晶子はほかにも源氏物語を現代語訳しています。
東京都 蜘蛛の糸キティ (2007年生まれ)

キティちゃん、「蜘蛛の糸」の本から伸びる蜘蛛の糸に捕まっているのかな?
「蜘蛛の糸」は芥川龍之介の短編小説です。

東京都 野菊の墓ティ (2007年生まれ)



キティちゃんが野菊を積んでいるようです。耳飾りも野菊ですね。縞の着物姿に背負い籠を背負ってます。
「野菊の墓」は、伊藤左千夫の小説です。テレビドラマや映画にもなっています。

静岡県 伊豆の踊り子キティVOL2(2006年生まれ)


やはり、伊豆と書かれた太鼓をしょっていますが、初代からずいぶんあか抜けたキティちゃんになりました。耳飾りも沢山で、より踊り子さんっぽいです。

静岡県 熱海寛一お宮キティ(2006年生まれ)
寛一とお宮になりきっているキティちゃんとダニエル君です。キティちゃんは赤い振袖、ダニエル君は学生服を着て仲良さそうですが、実際は熱海で寛一に突き飛ばされるんですよねぇ。。
この作品は尾崎紅葉の「金色夜叉」です。未完のまま作者が亡くなってしまいましたが、映画やドラマになっています。

香川県 二十四の瞳キティ(2006年生まれ)

キティちゃんは小学校の新米教師です。赤い自転車にのり、独特なふわふわヘアとふわふわなスカートをなびかせてますね!
二十四の瞳は壺井栄が発表した小説、舞台は小豆島です。

ご当地キティ完全カタログ3より
岩手県 銀河鉄道・車掌キティ(2010年生まれ)

下の説明*銀河鉄道:キティちゃんは旅行が大好き!名作「銀河鉄道の夜」の大ファンです。いつかキティの顔したこんなSLに乗って、憧れの銀河鉄道の旅に行ってみたいな。
確かに、キティちゃん顔のSLがあったら、見たり乗ったりしてみたいです!

群馬県 ぶんぶく茶釜キティ(2009年生まれ)

前バージョンのぶんぶく茶釜キティちゃんと変わりないみたいです・・・。

千葉県 里見八犬伝キティ(2008年生まれ)
着物を着て、髪の毛が長くて一見キティちゃんじゃなさそうなキティちゃんが賢そうで速そうな犬の上に乗ってどこかへ連れて行ってもらってるみたい。手には数珠を持っています。
下の説明*南総里見八犬伝:「南総里見八犬伝」は里見家に仕える「八犬士」の活躍を描いた文芸作品。全98巻、106冊におよび、作者の曲亭馬琴は28年もの月日を費やして書き上げた。

神奈川県 足柄金太郎富士山キティ(2009年生まれ)
金太郎に扮したキティちゃんが富士山の山頂に座ってます。そして、赤い魚を持ってます。何だろう。。鯛?キンメダイ??

愛知県 きつね・手袋キティ(2009年生まれ)
下の説明*「手ぶくろを買いに」:「手ぶくろを買いに」は半田出身の新美南吉が著した童話。子ぎつねさんはどんな手袋を買ったのかな。キティの手袋はピンク色。素敵でしょ。
手袋の温もりと、人と触れ合った時の暖かさを感じてるのかな?ほっぺが赤いですね。

京都府 源氏物語千年紀キティ 光源氏/紫式部(2008年生まれ)

とうとう、キティちゃんが2役しちゃいましたね(笑)
殿方キティちゃんはピンクを着てますね!キティちゃんらしいです。紫式部キティちゃんはオレンジコーデが上手です。
2008年は源氏物語の文献初出から1000年記念でした♪

京都府 源氏物語キティ (2009年生まれ)
1000年記念の光源氏キティちゃんと基本同じですね。

香川県 二十四の瞳キティ(2009年生まれ)
こちらも二十四の瞳の新米先生キティちゃんです。新米先生時代で昭和一桁代のキティちゃんですね。
下の説明*小豆島:気候が温暖で、オリーブやすもも、みかんの栽培が盛ん。名作「二十四の瞳」の舞台として脚光を浴び、2度目に映画化されたときのセットが今も残っています。


今日のところは以上です。
見に来てくださってありがとうございました!!



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