2021年5月26日水曜日

5月27日  百人一首の日

5月27日は 百人一首の日です。

1235年、藤原定家による「小倉百人一首」が完成した。(ドコモ マイデイズより)

ご当地キティ完全カタログ2から補足すると、小倉百人一種は鎌倉時代の歌人、藤原定家が選んだ私撰和歌集。古今集、新古今集から優れた和歌を選び、天智天皇から順徳院まで、男性79人(僧侶15人)、女性21人、合計100人の和歌で構成されています。木版技術のおかげで絵札ができ、江戸時代に庶民に広まりました。
漫画や映画で人気のある「ちはやふる」は、百人一首を用いた高校の競技かるた部のお話でなので、百人一首に入門しやすそうですね!


ご当地キティちゃんで、小倉百人一首に関連するキティちゃん、飛鳥時代~平安時代のご当地キティちゃんを探してみました!

ご当地キティ完全カタログより
京都府 十二単キティ(2004年生まれ)



平安時代キティちゃんは十二単を着ています。袖や裾から数色の衣(っていうのかな?)が出ていますね!後ろの白い帯?は「裳(も)」です。大きく派手な扇をもち、顔を少しだけ隠してますねって、ほとんど出てますが・・・。
キティちゃんの耳飾りは桔梗の花かな。
十二単は現世でも、皇族の方々の儀式の際、女性の皇族の方が着用されてますね!もちろん、平安時代に縁のある観光地でも着用できるはずです!
楽天市場では、茨木県土浦市のふるさと納税で平安装束の着装体験が出来るようです。

京都府 京都源氏物語キティ(2005年生まれ)


前の十二単キティちゃんと、さほど変わっていないように見受けられます。ただ、ちょっと顔が隠れてる面積が大きくなったかな。片目が隠れてます😊
女性は隠して殿方に想像してもらってキレイにみられる時代でしたもんね。。
源氏物語は紫式部が平安時代中期に成立した日本の長編物語です。紫式部は藤原道長の娘の彰子に仕え、物語を書きました。源氏物語は現在も親しまれ、大ベストセラーですよね!
紫式部は以下の短歌が小倉百人一首に選ばれています。

めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲がくれにし 夜半(よは)の月かな

訳:せっかく久しぶりに逢えたのに、それが貴女だと分かるかどうかのわずかな間にあわただしく帰ってしまわれた。まるで雲間にさっと隠れてしまう夜半の月のように。

京都府 京都源氏物語ダニエル(2005年生まれ)

源氏物語のダニエルということは、ダニエル様の光源氏ってことでしょうか。凛々しいお姿です。烏帽子を被ってて、殿方の平安装束を着用してますね!ダニエル君の耳飾りは、、、花菱かな?家紋風でもありますね。

福岡県 太宰府 菅原道真キティ(2002年生まれ)
菅原道真公になりきったキティちゃん。烏帽子をかぶり、短冊に何やら書いている様子です。キティちゃんカラーのピンク×赤でコーディネートされてます!
菅原道真は京から太宰府へ左遷され、太宰府で亡くなってしまいます。太宰府での道真公の有名な和歌は

東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな

でして、太宰府天満宮の敷地内には石碑もあります。
菅原道真は菅家という尊称で、以下の短歌が小倉百人一首に選ばれています。

このたびは 幣も取りあへず 手向(たむけ)山
紅葉(もみぢ)の錦 神のまにまに

訳:今度の旅は急のことで、道祖神に捧げる幣(ぬさ)も用意することができませんでした。手向けの山の紅葉を捧げるので、神よ御心のままにお受け取りください。

福岡県 太宰府 菅原道真キティ2004(2004年生まれ)




前回の菅原道真キティちゃんとほぼ同じデザインで、色違いバージョンが沢山になりました。ゴールドの道真キティちゃんは、まぶしい位キラキラゴージャスです。。

福岡県 太宰府 菅原道真キティ(2005年生まれ)


こちらも、短スパンで同じデザイン・同じ配色??なキティちゃんが出ています。道真さんは学問の神様として全国に名をはせているので、何かの受験を頑張ろう!って時に持っていると縁起良さそうですもんね!

ご当地キティ完全カタログ2より
秋田県 小野小町キティ(2007年生まれ)

十二単を着て、長い髪を緩やかに結っています。長い髪からそっと出ているキティちゃんの耳が愛しいです。手には短冊と筆を持っていますね。
平安時代は長くて真っすぐな髪がモテだったそうで、くせ毛はダメって高校の古文の先生が言っていたのを思い出しました。小野小町は世界三大美人の一人ですもん!やはり、綺麗でなくてはですね。
小野小町は、以下の短歌が小倉百人一首に選ばれています。

花の色は うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに

訳:桜の花の色は、むなしく衰え色あせてしまった、春の長雨が降っている間に。ちょうど私の美貌が衰えたように、恋や世間のもろもろのことに思い悩んでいるうちに。

京都府 小倉百人一首キティ(2007年生まれ)



キティちゃんは十二単を着て、扇をもち、首を少し右に傾けています。キティちゃんのこの状態は「いとをかし(大変趣深い=とっても素敵☆)」を表してるのかな。百人一首というタイトルの割には、短冊や筆も持っていないのも、いとおかし(とてもオカシイ)ですね(笑)

奈良県 飛鳥寺高松塚美人キティ(2007年生まれ)

取り上げられる機会にUPしてみました。飛鳥寺と書いてありますが、高松塚と少し離れていますけど、同じ明日香村に存在する貴重な文化財です。
↓楽天市場よりイラスト持ってきましたが💦、一番左に描かれた方と同じ衣装を着用しているキティちゃんです。
福岡県 太宰府キティ(2006年生まれ)





前回のカタログでも登場していた菅原道真キティちゃんにプラス、お守りが付きましたね!
より、ご利益がありそうなご当地キティちゃんです。お願い事別に色が違うようですね。

ご当地キティ完全カタログ3より
京都府 源氏物語千年紀キティ 光源氏(2008年生まれ)
あら、とうとうキティちゃんが、光源氏になっちゃいましたね!キティ・光源氏のお召し物はピンク中心でコーディネートされてます。デザインやポーズは、完全カタログ1に出ていたダニエル君と同じですね!
源氏物語の文献初出が1008年なので、2008年はちょうど、1000年記念でした♪

京都府 源氏物語千年紀キティ 紫式部(2008年生まれ)
こちらは、紫式部なキティちゃんです。源氏物語が人気になり、着用しているお召し物が豪華になったのかな??耳飾りのリボンや外側の羽織りはゴージャスな金色でキラキラですね!手には源氏物語を持っているのかな??

京都府 源氏物語キティ(2009年生まれ)
前年に引き続き、キティちゃんが源氏物語の主人公・光源氏を務めています。
前年に引き続き、同じデザイン・ポーズ・色のようです。

福岡県 太宰府堀米梅舞キティ(2008年生まれ)



もう、菅原道真公がすっかり遠くなってしまってるキティちゃんです。高い烏帽子を被ってるから、位高そうですね!お目目キラキラ、装束も梅の花が沢山デザインされていて、綺麗です。梅の花の上に立っています!
太宰府天満宮の参道に九州のご当地キティやキューピーなどを取り扱った「堀米」さんというお店があり、福岡に住んでいた頃、行くのが楽しみでした。今もまだ続いてるかな??

今日は以上です!
いつも見て頂いて、本当にありがとうございます😊

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